近年、健康食品販売業者の社会的な信用が問われる中、残念なことに、事実とは異なる宣伝文をネット上に公開して消費者を惑わせているマカ販売業者が存在するのが現状です。
私どもでは、マカの販売 14年の経験を生かし、皆様に正しい情報を提供しています。商品を選ぶ際の参考にして頂けたら幸いです。

(実例).
「2008年にはマカ末を用いた商品として国内初となる含有成分、ベンジルグルコシノレートの分析に成功。」
「1日10粒の摂取の場合、ベンジルグルコシノレート約13.0mgを含有します。」「マカはベンジルグルコシノレートが含有することで注目を集めました。同値を明示した商品は極めて少数です。」


マカのグルコシノレート(ベンジルグルコシノレート等)は、高速液体クロマトグラフィ法で測定・分析されています。
「高速液体クロマトグラフィー」とは、正式には「HPLC=High Performance liquid chromatography」略してHPLCと呼ばれています。
HPLCは、1903年、ロシアの植物学者であるミハイル・ツヴェットが発明した技法で、当初は植物色素を分離させるために用いられた技法ですが、今日の分析化学の分野でクロマトグラフィーは欠かせない技法であり、化学に関するあらゆる分野で重要な部分を担っています。

このHPLCとは、簡単にいえば、混合している複数の物質を分離する装置のことです。
HPLCでは測定物の中の物質が分離され、「何が含まれているのか(定性分析)」「どれくらいの量が含まれているのか(定量分析)」という2つを知ることができます。対象となる物質中に含まれる各成分を分離し、含有量又は含有比率を知る方法としてクロマトグラフィーは広く利用されています。
マカ粉末やマカエキス末のグルコシノレート(ベンジルグルコシノレート等)の分析・測定は、2000年以前から日本はもとより、世界各国で行われてきました。 具体的には、ベンジル類グルコシノレートを含有した被測定物(マカ)をそのまま溶出液に加えて高速液体クロマトグラフィ法にて測定します。

日本では、2004年に大手マカ輸入会社から、HPLCを使用して正確にベンジルグルコシノレート等の含有量を分析・計測できる技法、発明名称「ベンジル類グルコシノレートの定量法」(出願日: 2004.1.30 : 出願番号 特願2004−23554)の特許が出願されています。
マカの植物体や、この植物体の乾操物、この乾燥植物体の粉未(※マカ粉末のこと)、チップ、抽出物、マカエキスパウダー、マカの抽出液を含有したカプセル剤、錠剤、ドリンク剤などの被測定物中のベンジル類グルコシノレートの含有量を正確に測定出来るという技法です。

※これでお分かりのように、「2008年にはマカ末を用いた商品として国内初となる含有成分、ベンジルグルコシノレートの分析に成功。」という表記は、デタラメな表記であり、明らかに事実と異なるものです。


「1日10粒の摂取の場合、ベンジルグルコシノレート約13.0mgを含有します。」「マカはベンジルグルコシノレートが含有することで注目を集めました。同値を明示した商品は極めて少数です。」

結論から言えば、マカ粉末を使用して作られた錠剤商品で、10粒当たり、ベンジルグルコシノレート 13.0mg含有するものは存在しません。
マカ粉末を使用して作られた錠剤商品やマカ粉末商品でベンジルグルコシノレートの含有量を表示している商品が存在しないのはなぜなのか?
それは、簡単に言うとマカ粉末はベンジルグルコシノレートの含有量が一定量ではないからです。どういうことかというと、マカ粉末は栽培・収穫されたマカを3か月程度、天日乾燥させた後に粉末に加工されたものです。マカは一般の野菜などとは違い、伝統的に数か月もの間、天日乾燥させてから粉末にされています。そのため、その時の天候・気候に影響を受けやすく、グルコシノレートなどの含有量も変動しやすく一定量ではないのです。このベンジルグルコシノレートはごく少量摂れば良いといわれている成分です。マカ粉末はマカエキス(抽出物)と違い低価格で買えるものですので、その分、量を多めに摂ればベンジルグルコシノレートも充分に摂ることが出来るのです。
よく、マカエキス末を使用して作られたマカサプリメントでは、3粒でベンジルグルコシノレート ○○mg含有と表示している商品がありますね。
この場合は、ベンジルグルコシノレートが一定量に規格化された原料(マカエキス末)が使用されていますので、何粒で○○mg含有と表示して売られているのです。
しかし、マカ粉末ではベンジルグルコシノレートが一定量に規格化された原料はありませんので、マカ粉末を使用して作られた錠剤商品やマカ粉末商品では、ベンジルグルコシノレート○○mg含有と表示して売られているものが存在しないわけです。分析・測定できないから表示している商品がないのではありません。マカ粉末(原末)は、収穫した天然植物マカを天日乾燥した後に粉末にしたものですので、マカエキス末(抽出物)とは違って、ベンジルグルコシノレートを一定量に規格化するのは不可能なのです。それが証拠に、マカ粉末ではベンジルグルコシノレートが一定量に規格化された原料は原産地ペルーにも、アメリカにも日本にも、どこにも存在しないのです。
よって、マカ粉末(天日乾燥マカ)を使用して作られたマカ錠剤商品やマカ粉末商品なのに、ベンジルグルコシノレート○○mg含有と表示して売られているものがあれば、それは明らかに偽装表示です。嘘の表示に騙されてはいけません。

「同値を明示した商品は極めて少数です。」と記載されていますが、日本で明示して販売しているのは、ここで取り上げた業者(1社)だけです。海外のマカ販売会社のWebサイトを調べてみても、同値を明示している会社は存在しませんでした。


(実例).
「第三者機関 No.1評価」 「比較サイトNo.1評価の店」

こんな宣伝を行っているマカ販売店を見たことありませんか?
これは、上記グルコシノレートの表示をしている業者が行っていることなのですが、
簡単に説明すると、第三者が運営しているように装ったマカ比較サイトを複数作って、
「当社の商品は比較サイトからNo.1に選ばれました」と宣伝しているのです。これは、いわゆるステルスマーケティングの一種で、サクラ、ヤラセとほぼ同じものです。
私たちは数年前に「マカの比較サイトについて」 のページで比較サイトの問題点を取り上げましたが、ここで取り上げたサイト(当時は自社Webサイトに掲載していた)を運営していた業者が、現在行っている宣伝活動です。実際には他社の商品と比べて優れたものではないのに、優れた商品であるかのように装った違法性の高い宣伝方法です。

※ステルスマーケティングとは
略してステマと呼ばれ、消費者に宣伝と気づかれないように、客観的な記事を装って宣伝行為をすること。

■このような嘘やヤラセの宣伝文、宣伝方法で特定の業者だけが販売を優位に進めて行くなどということは、本来あってはならないことです。真面目に販売している多くのマカ販売店が被害を受けるだけでなく、嘘の宣伝文句に騙されて買ってしまう消費者被害が増えるだけです。
このようなことから、私たちは、皆様に真実を伝えることが大切だと思い、このページで取り上げました。


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