誇大広告に注意


近年では販売店どうしの販売競争が激化するにつれ、自社のマカ製品のみが特別に高品質なものだと誇大に宣伝して販売する業者も現れるようになりました。その中には誤解を招く知識を与えるサイトも見受けられます。消費者の方が間違った知識を持ってしまわないように、正しい知識を伝達することが、長年マカの販売に携わってきた私たちに課せられた使命だと思っています。
下記は、マカ販売店でよく使われている宣伝文です。それぞれについてご説明いたします。


「4,000m以上の高地で栽培されたマカです」

現在日本で販売されているマカは、高地で栽培されたもの、低地で栽培されたものなど様々です。
ほとんどの販売店が高地で栽培されたマカだと説明して販売していますが、残念ながら高地で栽培されたことを証明する信頼できる証明のようなものはありません。生産者組合が発行した証明書がありますが、信頼度が高いとはいえません。生産者組合は生産者で作られている団体です。現地には大小の生産者組合がたくさんあり、低地で栽培している生産者も生産者組合を作っているケースもあり、それらの組合が低地で栽培されたマカの証明書を出すでしょうか? そうしたら売れなくなりますよね? 当然、組合は販売するために高地栽培の証明書を発行することになります。一つの目安としては、有機JASマークが付いた製品は高地で栽培された可能性がかなり高いといえます。低地で栽培されたマカは農薬や科学肥料を使用して栽培されていますので、有機JASマークを付けるのは難しいからです。


「収穫後の天日乾燥を2ヶ月は行っている」

原地では、伝統的に2〜3か月の天日乾燥が行われています。これは特別なことではなく、普通のことです。


「繊維分断加工、熱滅菌処理がされている」

マカの繊維分断加工、熱滅菌処理は、多くのメーカーが行っていることで特別なことではなく一般的なことです。


「生産者組合と契約栽培したマカなので高品質です」

現在日本で販売されているマカの80%くらいは現地生産者組合に加入している農家が栽培したものです。現地にはマカの生産者組合がたくさんあり、ほとんどの生産農家が生産者組合に加入しているようです。


「非遺伝子組み換え種子のマカです」

「遺伝子組み換えの種を使用して栽培されたマカです」と表示して販売する販売店はありません。この場合、自称・非遺伝子組み換えの種では信用できません。ごまかしの利かない公的機関の証明(有機JASマーク)が必要です。有機JASマークの付いた製品は、農薬や化学合成肥料を使っていない、遺伝子組み換えの種を使っていないことが公的機関から証明されたものです。


「農薬・化学肥料は使用していません」

「農薬・化学肥料を使用して栽培されたマカです」と表示して販売する販売店はありません。この場合、自称無農薬・無化学肥料や証明書掲載等では信用できません。ごまかしの利かない公的機関の証明(有機JASマーク)が必要です。


「畑の休眠期間が5年以上ある」

現地では伝統的に畑の休眠期間は5年くらいとっており、特別なことではなく一般的なことです。


「畑の休眠期間を長く取り、約10年周期で栽培されたマカです。」

該当商品の原料サプライヤーにて確認したところ、約7〜8年休耕させた土地を使用しているそうです。10年周期というのは誇大な表示になります。


「輸出前、輸入後に規格基準に適合しているかの検査を行っているので特別高品質なのです」

ペルーから輸入する場合は、まずペルー農務省が品質確認をしています。この品質検査に合格したものには、ペルー農務省動植物検疫局の輸出許可書が発行されて、ペルーから出荷されます。次に、日本に届いた時点で、こんどは管轄の検疫所(全国に窓口が31ヵ所ある)に食品等輸入届出書を提出し、検疫所が食品衛生法に基づく適法な食品等であるかについて食品衛生監視員が審査・検査を行います。具体的には、微生物検査、残留農薬検査、カビ、毒、水銀検査などで、この検査に合格したものだけが日本で販売できる仕組みになっています。さらに、輸入会社は規格基準に適合しているか、食品分析センターなどで一般栄養成分値、及び菌類(微生物検査など)、その他の分析を行っています。つまり、日本で販売されているマカは、ほとんどのものが基準に適合しているか、検査が行われているのです。よく、「我社の商品は、厚生労働省指定の検査機関にて検査し合格したものです。」と、輸入食品試験成績証明書や成分分析証明書をホームページに掲載して、特別なことのように説明している業者もいますが、日本で販売されているマカには、すべて輸入食品試験成績証明書が発行されています。また、成分分析証明書もどこの輸入会社でも取得しているのが普通なのです。輸入前に現地で成分分析している輸入会社も珍しいことではありません。


「安全性を高めるため、粉末化や加工を国内で実施している」

マカは現物のままでは輸入できないため、天日乾燥させた後に、粉末にした状態で輸出され、輸入国で加工されています。日本で粉末化している会社は極めて少数です。刻みチップ状にして輸入し、国内の工場で粉末化している会社もあります。有機JAS認定マカの場合、現地の工場で粉末化しても国内の工場で粉末化しても、どちらでも品質、安全性は変わりません。


「1日の平均摂取マカ量は○○mgです」

マカは食品ですので、一日の摂取量は特に決まっていません。一日の摂取目安量は各販売会社が独自に設定しているに過ぎません。マカの摂取目安量は、一般的には一日2g〜20g程度です。


「濃縮マカはよくないので扱わない」


濃縮や抽出マカは優れた原料もあるし、そうでないものもあります。いろいろ見解があると思いますが、現物をそのまま粉末化した原末が最良とはいえません。実際に大手健康食品メーカーの製品はほとんどのものが濃縮マカや抽出マカを使用しています。これは一部の業者が言っているようなコストを下げるためではありません。サプリメントにする場合、原末では量が多くなりすぎて、粒数も多くなりがちです。飲みにくいという問題が出てきます。そのため、成分を抽出、濃縮したエキス末を使用しているのです。


「食品分析センターの成分分析結果を取得しているのは当社だけ

マカを輸入している原料サプライヤーは日本に数社ありますが、輸入の際、食品分析センター等で成分分析を行っていない輸入会社は存在しません。食品分析センター等で成分分析証明書を取得しているのは普通のことです。


「大学の研究データ、論文があるので特別に高品質なのです」

マカの研究を行っているのは一つの大学だけではなく、複数の大学や研究所で行われており、多くのマカが研究データを得ています。よく自社のマカには研究論文があるから特別に高品質だと巧みに宣伝しているのを見かけますが、その論文の内容は一切公表されていませんよね? 内容も分からない論文があるから高品質だと言っても世間では通用しません。また、一部の大学で研究に使用されたものだから、他のマカよりも高品質だといえる証明にもなりません。


「ベンジルグルコシノレートの含有量が、他社エキス末商品とは7〜9倍の開きがある」

最近、関係のない他社の分析証明書を読み取れないほど縮小して掲載して、他のエキス末商品より7〜9倍も多く含まれていると宣伝して販売しているものが確認されています。マカ原末使用商品で、他のエキス末使用商品の7〜9倍もベンジルグルコシノレートが多く含まれているものなど存在しませんので騙されないようにしてください。分析証明書は内容を確認できる大きさのものを掲載しなければ証明にもならないし、公開したことにもなりません。販売サイトに表示している含有量が事実だったら、どこで分析したのかを公表できるはずであり、分析証明書も内容を確認できるように堂々と大きく掲載できるはずです。内容を確認できるように掲載できないということは、掲載できない理由が必ずありますので十分注意が必要です。含有量については、グルコシノレートの含有量についてのページをご覧ください。


「GMP(適正製造規範)認定工場で製造している」


GMPとは… Good Manufacturing Practiceの略で『適正製造規範』といいます。 GMPの目的は… 原材料の受け入れから最終製品の出荷に至るまで、適切な管理組織の構築及び作業管理(品質管理・製造管理)の実施(GMPソフト)と適切な構造設備の構築(GMPハード)により、製品の品質と安全性の確保を図ることです。GMPを取得することによって ・ 製造工程での人為的な誤りを防止 ・ 製品の汚染及び品質低下の防止 ・ 個々の製品に係る品質の均質化を図ることができます。
GMP認定工場で製造するのはよいことであり、一つの品質の目安にはなるといえます。
しかし、昨今では健康食品製造工場も、GMP認定も取得している場合が多くなっています。
ちなみに、ハーブスリーでは、JAS認定、GMPを取得している工場で製品を製造しています。


「当社のマカ商品は『比較サイト○○』にて、No.1の評価を得ている」

最近、自社で開設したマカ商品の比較サイトで、自社の商品を総合評価No.1にして自画自賛しているものが確認されています。比較サイトを利用した巧妙な宣伝が横行しています。詳しくはこちらのマカの比較サイトについてのページをご覧ください。ちなみに、優良な販売会社はこのようなことは一切行っていません。


「当社のマカは、無濃縮の100%天然マカである」

エキス末ではなく、原末(100%粉末)のことだと思いますが、天然ではないマカなど存在しません。日本で販売されているマカはすべて100%天然マカです。


「当社のマカは、食品分析センターで成分分析結果を確認してから出荷しているので安心」

上の「輸出前、輸入後に規格基準に適合しているかの検査を行っている」の欄で説明した通り、マカが日本に輸入されるまでには、ペルー農務省、日本の検疫所で規格基準に基づく適法な食品等であるかについて検査が行われており、さらに、輸入会社は規格基準に適合しているか、食品分析センターなどで成分分析を行っています。食品分析センターで成分分析結果を確認しているのは、どこの輸入会社でも行っていることで、業界では普通のことです。


「有機JAS認定マカだけど、有機JASマークを付けると高価になるので付けていない」

お客様に負担がかかってしまうから有機JASマークは付けていないのですと、説明しているのを見かけますが、
有機JASの認定取得及びその維持には、有機認定審査料、確認調査料、維持管理費、講習会費、日当・宿泊費・交通費などの費用がかかります。さらに有機JASマークシール作成代などの費用も必要になります。しかし、製品一個ずつに認定料が上積みされることはありませんので、販売価格が何倍にも上がることはありません。それが証拠に、ハーブスリーでは有機JASマーク付きのマカ粉末を1kgで8.500円(送料込)という低価格で販売できています。「有機JASマークを付けると高価になるので付けない」と謳っている製品は、実際には有機JAS認定マカではない場合が多いようです。


「ペルー農業省の指導の下で育成された高品質な種子を使用しているのは当社だけ」

これを宣伝材料にして自社のマカだけが高品質だと宣伝している業者がいますが、この点について、現地の複数の生産者に確認したところ、ペルー農業省の指導で育成された種子を使用しているのは珍しいことではないそうです。確かに、公的機関がごく一部の生産者だけに指導するとは考えられませんよね。


「ポジティブリストに対応しているマカなので最高品質です」

平成15年の食品衛生法改正により、平成18年5月29日から、食品中に残留する農薬等(農薬、飼料添加物及び動物用医薬品)について、一定の量を超えて農薬等が残留する食品の販売等を禁止する新しい制度「ポジティブリスト制度」が導入されました。この法律施行後、マカなどの輸入食品は、基本的に検疫所で検査が実施されていますので、すべてのものがポジティブリストに対応しています。


誇大広告とは
 著しく事実に相違する表示又は、実際のものより著しく有利であると人を誤認させるような表示のことです。


商品の賢い見分け方 是非マカ商品の含有量をご確認ください。



◎バーチャルオフィスの住所を特定商取引法に掲載した違法な販売店が増えています!

近年では、「千代田区丸の内」「神戸市中央区」などのバーチャルオフィス、私書箱の住所を特定商取引法に掲載した違法なマカ販売店が増えています。利用する理由は、東京都千代田区とか港区とかの住所はハッタリがきく、何らかの事情で身元を隠したい、事務所がないから、など様々のようです。

特定商取引法では運営元をきちんと明記しなさいということになっています。
法人の場合
1.名称
2.住所
3.電話番号
4.代表者氏名またはサイト管理者氏名

住所は営業活動の拠点を正確に表記する必要があり、単なる連絡先となる「私設私書箱」や「バーチャルオフィス」「住所貸し」などは認められないとされています。

このバーチャルオフィスサービスを契約すれば、例えば、ホントは神奈川県平塚市で仕事をしていても、東京都千代田区丸の内に本社事務所を開設と宣伝することもできます。しかし、実際にその場所を訪問すれば、嘘は発覚することになりますので、電話やインターネット専門の取引など、直接顧客と面接をしない業務に限定されます。というわけで、詐欺や違法な商売に活用されることもあります。何らかの法規制も検討すべきと考えられます。

マカを購入する際、みなさん、商品価格、内容、送料などを比較していらっしゃると思いますが、それ以外に、必ず、チェックしていただきたいことがあります。それは、販売業者が法律を守っている業者であるかどうか?
そのサービス提供者が本当にその場所に存在するのかを調べることは基本中の基本です。
特定商取引法に掲載されている住所を検索してみてください。
バーチャルオフィス、レンタルオフィス、私設私書箱の住所かどうかすぐにわかります。

バーチャルオフィスとは
物理的なオフィススペースを構えることなく、ビジネスを行っていく上で必要なオフィス機能が利用できるサービスのことをいいます。

レンタルオフィスとは
ひとつのフロアを小さく分割して提供されている場合がほとんどで、同一施設内に複数の企業が入っており、会議室・打ち合わせ室等を他社と共有するのが大きな特徴であり、その他事務機器等の設備も共有している場合が多い。

私書箱とは?
民間の業者が経営する私設私書箱は所定の料金を支払えば利用できます。私書箱業者の所在地に郵便物などが配達されれば、それを業者に預かってもらって、後で利用者が取りにいったり、指定の住所へ転送してもらったりというシステムになっています。



マカのページへ

HOME | コラーゲン | 田七人参 | 大麦若葉 | 亜鉛 |

マカの歴史 | マカの栽培地 | マカの種類は | マカの成分解説 | マカの成分表 | マカの加工方法 | 現地人の食べ方 | マカ料理レシピ |
マカの画像 | 有機栽培と無農薬 | なぜ安いのか? | 高品質マカが高い | マカの適正価格は | 正味量を確認する | 摂取量について |
原末とエキス末 | 原末orエキス? | 誇大広告に注意 | 比較サイトの実態 |